８年ぶりにカープ復帰の黒田博樹！松坂とは対照的に死角なし！

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８年ぶりにカープ復帰の黒田博樹！松坂とは対照的に死角なし！　[野球] [編集]

今年のプロ野球で一番の話題となっているのは松坂大輔・黒田博樹の

２人のメジャー帰りがどこまでやれるのか？ということなんですが、

「平成の怪物」松坂投手は日本いた頃の豪快なフォームから繰り出される

１５０キロ超のボールはどこへやら、、、度重なるケガとアメリカでの適応力のなさから

「別人」となってしまい、３月４日のＯＰ戦でどうなるか？と周囲は期待より不安の方が

残るキャンプを過ごしていますね。

一方で年棒２０億を断って年棒４億円でカープに復帰し、恩返しをしに来た黒田投手は

その評判通りの活躍が期待できそう。

何故なら、アメリカでの生命線だったボールが日本でも変わらず「有効」になるからですね。

ー黒田博樹profileー

出身地：大阪府大阪市

生年月日：1975年2月10日

身長：185センチ

体重：93 kg

ポジション：投手、右投右打

プロ期間：1996年～（逆指名でドラフト２位）

今季年棒：4億円プラス出来高払い

プロ経歴：広島カープ‐ドジャース‐ヤンキース‐広島カープ
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黒田投手と言えばメジャーに行く前は「ミスター完投」と呼ばれるほどの「スタミナの鬼」で、

それでいて150キロの速球で打者に向かっていく「戦後のプロ野球選手」のような投手でしたが

メジャーに渡ってからは中4日で長いシーズンのローテーションを守るために、制球力重視の

「打たせて取る」スタイルに変更して大成功を収めた投手なんですね。

40歳を迎えた今年も150キロのストレートは健在で、中６日で投げなられる日本ではまだまだ

完投もできそうでホントに１５勝はイケるんじゃないかと思っています。

しかもキャンプ中盤のここにきて打撃投手で実戦で使う球種を試した結果、

唯一の不安要素だった「ツーシームが動くか？」という問題も本人、対戦打者を含めて

納得の仕上がりだったんですね。

なぜ、心配されたかというと日米での「ボールの違い」にあったわけです。

本来なら日本も世界基準にするためにメジャーのボールを使うべきなんですが

メーカーとの兼ね合いという大人の事情で全く変える気はないようですが、

今はその話しは置いておきましょう。

アメリカのボールは乾燥していて縫い目も高く、投げた際に空気抵抗を

かなり受けるので真っすぐ投げたつもりでもサッカーの「無回転ボール」のように

「動く」わけです。

それを黒田灯投手は意図的に投げていて、それがメジャーでの成功に

繋がっていたわけですね。

（因みに松坂投手はこのボールは投げれないんです。）

一方で日本のボールはしっとりしていて縫い目が低く、空気抵抗をあまり受けないようになっているので

普通に投げればほぼ真っすぐに飛んで行くんですね。

レッドソックス上原投手はこの「空気抵抗を受けない」事を利用して大成功している投手ですね。

（松坂投手も上原投手に近かったかな。今では大分差が開いてしまいましたが…。）

なので黒田投手の「動くボール」が日本でも現象として起こりえるのか心配していたのですが、

取り越し苦労だったようで、問題なく動いたそうです。

１５０キロのボールが「打とう！」と思ってバットを振った瞬間に微妙に動く事でバットの芯を

外れるので球数少なく凡打の山を築けるようになるんですね。

厄介なボールです。

個人的な話しなんですが私もこのボールをなげられるので野球で投手をやる時はこればっかり投げます。

理由は「楽だから」。

たまに動かない時は長打を浴びる事がありますが、黒田投手がいるプロの世界は１球１球に自分の生活が

かかっているわけですから集中力も違うわけで「動かない」ということがないようですね。

それ以外に、スライダー、シンカー、スプリットとまともに真っすぐくるボールがないので

「死角なし」と言えるんじゃないでしょうか？